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木もれびの森
クダホコリ
ドロホコリ科クダホコリ属
2021年6月、そろそろ粘菌が出てくる頃と思って探していたところ、朽木の表面に赤い明太子のような物体があるのに気づきました。クダホコリの子嚢からなる未熟な子実体です。この年、見つけたクダホコリはこれだけです。
赤い物体
2021年6月9日 若松
ツブツブ状
2021年6月9日 若松
2022年6月、大きなクダホコリの子実体を見つけました。太陽光に照らされて光っています。二日後に見たら茶色に変わり、一部泥のように繋がっていました。14日に雨が降ったことが影響しているのでしょうか。
面白い形
2022年6月13日 若松
二日後
2022年6月15日 若松
同じ日に別の場所で子実体のクラスターが見つかりました。二日後、こちらも全体が焦茶の泥状に変わっています。
子実体クラスター
2022年6月13日 若松
二日後
2022年6月15日 若松
数日後、切り株に張り付いた子実体が見つかりました。管状の構造がよくわかります。木肌との間には白い接着剤のようなもの(変形膜)が見えます。
子実体クラスター
2022年6月19日 若松
管状
2022年6月19日 若松
他にも未熟な子実体が見つかりましたが、以後の変化は追えていません。
生まれたて?
2022年6月15日 若松
美味しそう
2022年6月24日 若松
7月に入って見つかったのは、枯れ木の色に似た子実体のクラスターです。
子実体クラスター
2022年7月20日 若松
拡大すると
2022年7月20日 若松
2023年の6月に入り、赤みの残る子実体が見つかりました。おそらく上の写真の子実体の前身は、このようなものかもしれません。
放射状
2023年6月5日 若松
近くを探したところ、未熟な子実体が見つかりました。クダホコリは黄色のモジホコリほど目立ちませんが、その気になって探せば見つかります。翌日訪れてみると、粒状だった未熟な子実体が少し大きくなって筒状の子実体になっています。その後、どうなったのかは追えていません。
ひっそりと
2023年6月5日 若松
粒状
2023年6月5日 若松
翌日、管状に
2023年6月6日 若松
この日は、他にも2箇所で子実体が見つかりました。
白い接着剤は変形膜
2023年6月6日 若松
近くにザトウムシの姿が
2023年6月6日 若松
こんなところに
2023年6月6日 若松
まだ未熟
2023年6月6日 若松